1952-04-17 第13回国会 衆議院 本会議 第32号
従いまして、これらの、国を売り、国を滅ぼすような政府の施策に対しまして、破壊から守るための国民運動が起るのは当然であり、現に総評を先頭といたしまして、明日にも全国数百万の労働者、農民、勤労人民大衆がこれらの売国政策に抗議し、しかも全世界の労働者大衆がこれを支持しておるということは当然であり、また正当であり、しかもこれは必然であります。
従いまして、これらの、国を売り、国を滅ぼすような政府の施策に対しまして、破壊から守るための国民運動が起るのは当然であり、現に総評を先頭といたしまして、明日にも全国数百万の労働者、農民、勤労人民大衆がこれらの売国政策に抗議し、しかも全世界の労働者大衆がこれを支持しておるということは当然であり、また正当であり、しかもこれは必然であります。
なぜならば、彼らの超過利潤は勤労人民大衆の血を戰争の祭壇に供する以外に保証できないということを誰よりもよく知つておるからであります。朝鮮戰争直後、即ち一九五〇年の第三四半期には、アメリカの独占資本の挙げた利潤は年率にしまして一挙に二百五十八億ドルという厖大なものであります。これは前年同期に比べまして約五〇%の激増であります。
これによつてこの法案の本質を鮮明にすることを妨げるということは、その主観的意図がどうあろうとも、結局勤労人民大衆を誤まらせ、歴史ある日本社会党を内外の帝国主義陣営に奉仕させるところの(「余計だ余計だ〕と叫ぶ者あり)政党に転落させるところの道であるところの危険性は濃厚であります。
勤労人民大衆は、直接税の大部分並びに間接税のほとんど全部にひとしい四千四百億を負担させられている。かかる国税における見せかけの負担軽減さえも、実は地方税の大増税によつて帳消しになり、世界で最初の惡税である付加価値税を初め、三倍半以上にはね上る固定資産税、住民税の増微で、資本家も困り、それは当然大衆の負担に転嫁されるのである。
政治というものはどうして勤労人民大衆の利益をはかるかということになくちやならぬ。ところがいろんなものが出て来る。これは民主自由党と政府のやおちようだと思う。その結果これはどうです。会期はもう一日よりない。間に日にちがありませんから、継続審議ができない。これはもうこれで流れてしまう。流れてしまつてあとどうしますかという田代委員の質問に対して、政府当局はどうするかわからぬと言うている。
勤労人民大衆の要求を率直に採り上げ、又それとの結び付きによつて人民教育を確立することがその念願であつてのであります。その目的はまだ十分に果されていない。然るに政府は先に公務員法を改惡し、又教育公務員特例法のようなものを制定しまして、組合運動による既得権を剥奪し、更に職階制の強化による各種教員の繁雑な種類を規定して、この教育職員免許法案を制定したのである。
かような観点から、わが党は、この政策がいかに勤労人民大衆の犧牲の上に、またその負担の上に、またその血と涙と汗の上にこれを築かんとしておるかということを証明することができるのであります。
特に吉田政府の政策的な基底でありますので、この國会においてかようなものが國民の名において、國会の権威において討議せられるということは、まつたく全人民大衆を欺瞞する法律でありますので、私はかようなものはただちに返上いたしまして、そうしてもつと勤労人民大衆のために、眞に生活権の擁護、特に労働者の福祉に関しましては、先ほど大臣に私は御説明を求めたのでありますが、そういう基本的な権利の擁護と、さらに労働者の
かようなものが、現在官公廰労働組合二百五十万の同志諸君に対して、どういう結果を與えておるかということは、労働階級並びに全國の一般勤労人民大衆が、よくその内容を承知いたしておるのであります。さらに鉄道あるいは專賣公社におけるところの労働階級には、公共企業体の労働関係法規が制定せられまして、これまた團体交渉、あるいは罷業権その他の事項につきまして多大な制限を受ける傾向に來ておるのであります。
國家財政負担の加重と業務の行き詰まりと、低賃金とは、失業による飢餓状態を現出いたしまして、中産階級を含む全勤労人民大衆の生活恐慌が、ここに出現しなければならない機運に遭遇するであろうことを思うものであります。かかる状態の中において、政府の声明したごとき行政整理が予想され、あるいは企業整備もからみ合いまして、大量の失業者はみじめにも、寒風の吹きすさむ街頭に投げ出されることが予想されるのであります。
特に雜收入の百十億の中には、先程私が申上げたように、七十七億程度の全官公の首切りを予定して收入を設けておる、こういう予算は正に首切り予算でありまするので、我々はかような予算には、勤労人民大衆、少くとも勤労階級を代表し、全逓四十万を代表しておる者と申しましては、遺憾ながら賛成することは絶対にできないのであります。